【第1回】ケリーフォーム
Twitterで馬券クラスタをフォローしていくうちに、ある特定の条件で馬券を買うことが「フォーム」と呼ばれていることがわかりました。
ここから数回は感銘を受けたり参考にしているフォーム(ご存知の方も多そうですが)を紹介し、メリット、デメリットを考察します。
ケリーフォーム
買い方:一番人気と二ケタ人気の馬のワイド(馬連)の一点買い。
ケリーさんという方から広まった買い方です。
メリット
- 一番人気を軸にできる
- 単に二桁人気の馬の複勝を買うより、走る期待値が高い一番人気とのワイドにすることで複勝以上のリターンが期待できる
- 一点買いなので、的中時はハイリターンが期待できる
- ワイドなので、一番人気が連を外しても的中することもある。
デメリット
- 二ケタ人気だが走る馬を精査する確かな目が必要。初級者には向かない。
- 二ケタ人気の馬が激走しそうなレースを精査する目も必要。初級者には(以下略
中穴派で、穴馬を見極める目がないのでケリーフォームを実践したことがありませんが、いいと思うのは一番人気を軸にできるということです。穴馬の見極めに集中できると思います。
難しいのは、二ケタ人気で走る馬の探し方です。二ケタ人気の時点で一般的には走らないと思われているので、それを覆す根拠を探し、購入、的中までいくにはそれなりの苦労が伴うでしょう。
そして、二ケタ人気の馬が好走するレースを見極めるのも難しく感じています。
一番人気と二桁人気の馬が馬券圏内に同居する確率は高くて20%代(根拠は霊感です…)という感覚があります。
二桁人気の馬が好走しがちなレースもありますが(GⅠでいえば天皇賞春、NHKマイルカップ、ヴィクトリアマイルなど)、それがわかるようになるまで時間がかかると思います。
ケリーフォームの使いどころ
データや出馬表から二桁人気馬の好走が
期待できるレース
OP戦や、2歳3歳の世代限定戦、牝馬限定戦でよくありそうな印象です。
使ってはいけなさそうなレースは、オークスやダービーなど比較的堅めにおさまりがちなレースですかね。
以上、ケリーフォームの考察でした。
個人の感想なので、挙げたメリットデメリットはフォームを作った方の意図と外れている可能性は大いにあると思います。どうかご容赦ください。
前回予告の時点ではどじんフォームも扱う予定でしたが、文字数が1000字近くに達したため次回にします。
【次回予告】どじんフォーム