菊花賞はチャンスレース?その1
秋華賞はルメ、武、デムの3人で決まった。
またか・・・と思うほどGⅠで馬券に絡む騎手は限られる。
近年は特にその傾向が顕著だ。
今回もまたデムルメのデータを中心に扱い、彼らは菊花賞でも買うべきなのかを最終的にはいいたい。多分複数回になるので最後の方にいう。といいつつも続かないことが常ですが・・・
デムルメをワイドでベタ買いしたらどうなるの?
例によって03年の2人の日本重賞における初共演(TARGET調べ)まで遡り、検索しました。
結果
◆集計結果
該当レース数 : 189 レース
的中レース数 : 26 レース
レース的中率 : 13.8 %
総買い目数 : 189 点
平均買い目数 : 1.0 点
回収率 : 114.6 %
最高獲得配当 : 3880 円
最低獲得配当 : 120 円
平均獲得配当 : 832 円
デムーロ成績
着度数 : 36- 22- 26- 105/ 189
勝率 [ 19.0% ] / 連対率 [ 30.7% ] / 3着内 [ 44.4% ]
ルメール成績
着度数 : 31- 25- 18- 115/ 189
勝率 [ 16.4% ] / 連対率 [ 29.6% ] / 3着内 [ 39.2% ]
この通り。馬連に続いてワイドのベタ買いでもプラスとは、恐れ入りました。
ここでひとつ思い浮かんだ。他の騎手ならどうなのだろうか。
◆集計結果
該当レース数 : 314 レース
的中レース数 : 27 レース
レース的中率 : 8.6 %
総買い目数 : 314 点
回収率 : 88.1 %
最高獲得配当 : 8480 円
最低獲得配当 : 130 円
平均獲得配当 : 1024 円
デムーロ成績
着度数 : 49- 25- 35- 205/ 314
勝率 [ 15.6% ] / 連対率 [ 23.6% ] / 3着内 [ 34.7% ]
武豊成績
着度数 : 45- 28- 32- 209/ 314
勝率 [ 14.3% ] / 連対率 [ 23.2% ] / 3着内 [ 33.4% ]
武さんの成績もすばらしいですが、さすがに回収率100%超えはないですね。
ついでにルメ×武のデータも。
◆集計結果
該当レース数 : 291 レース
的中レース数 : 35 レース
レース的中率 : 12.0 %
総買い目数 : 291 点
回収率 : 76.0 %
最高獲得配当 : 5070 円
最低獲得配当 : 120 円
平均獲得配当 : 631 円
ルメール成績
着度数 : 40- 38- 35- 178/ 291
勝率 [ 13.7% ] / 連対率 [ 26.8% ] / 3着内 [ 38.8% ]
武豊成績
着度数 : 39- 32- 28- 192/ 291
勝率 [ 13.4% ] / 連対率 [ 24.4% ] / 3着内 [ 34.0% ]
そんなすごい2人でも苦手なレースはあるはずだ。
長くなったのでさらなる考察は次回。
秋華賞回顧
1着 ディアドラ
2着 リスグラシュー
3着 モズカッチャン
馬券は外れ。ハービンジャー産駒は初のGⅠ勝利となった。
アエロリットを本命にしてしまった。
直前までモズカッチャン軸だったのだが…
結局、好きで回収率も良いノリさんの馬であることを理由にアエロリットに。こういう自分の選好を予想に入れすぎると勝てない。しかし繰り返してしまう。
そもそもノリさんは京都芝2000未勝利。クロフネ産駒も芝2000の重賞未勝利。知ってはいた。が、アエロリットならもしかしたらそれを乗り越えられるかもと思っていた。ひとつのマイナス要素なら覆せるけど、ふたつ(しかも重大)になると厳しいのかも。
週の真ん中に書いた記事の通りになってしまった。自分にはそれを信じてハービンジャー二頭の単勝に厚く張るという行動はとれなかった。
来週は菊花賞。また、血統やデータとの戦いだ。リベンジ!
(16:24追記)血統完全予想したけど、ハービンジャーは重得意サイド、ハーツもディープと比べたら得意サイドということがレース後調べているうちにわかった。次回以降に生かす。
秋華賞
これでいきました。
あとなんか追加で買うかもしれませんが。
(追記15:49)最悪だった。一列目モズカッチャンで行こうとしてたけど上記の通り直前でアエロリに変更して、爆死。
【秋華賞完全予想】血統素人が語る重馬場適性完全予想
タイトルで完全予想という言葉を2回使う頭の悪いブログを閲覧してくださっているみなさま、どうもありがとうございます。
本日秋華賞、もうすぐ馬体重も出る。
しかし稍重、いや重になる?
どちらにしろ道悪の馬場。
ただでさえ秋華賞当てた記憶がないのに、道悪ですか。田端も選択肢に入れつつ、ここでは全頭の重馬場適性について考えたい。
1.アエロリット
いけそう。爪が立ってるからいいらしいよ。ノリさん曰くダートの鬼。
2.ラビットラン
ウサギでしょ?タフな馬場はきつそう。
でも同じ父の産駒がテスタマッタとかタールタンだからもしかしたらもしかするのか!?
3.ブラックオニキス
母父チーフベアハートがなんとなくプラスに働きそう。
4.モズカッチャン
可もなく不可もなさそう。
5.ブラックスビーチ
この馬場で意外と浮上するかも。このコース得意な川田と母父キングマンボはプラス材料か。
6.メイショウオワラ
いけそうだけど距離が…母父タイキシャトルが重馬場こなしてたイメージ。さっきから母父ばかり…
7.リスグラシュー
ハーツ産駒に道悪のイメージがない。
リスグラシュー5着武豊騎手「今日は馬場が…」みたいなコメントになりそう。
8.カワキタエンカ
全くわからないが、前に行ける強みはある。
9.ハローユニコーン
また母父だけど、パントレセレブルだ!
欧州血統=重馬場こなせそうってすぐ思っちゃう!そんな根拠はどこにもない!
10.タガノヴェローナ
さりげに上がり馬(連勝中)。血統もキンカメ×クロフネ牝馬でいかにもいいじゃん。さて勝ち鞍は…ダ1700??騙された気分!13着と予想!
11.ミリッサ
血統的にはこなせそうだけどダイワメジャーで距離持つかというと疑問。
12.レーヌミノル
同上。オークスの池添騎手の「距離は大丈夫(キリッ」からの13着を私は忘れてないよ!
13.リカビトス
ブリランテかー。わからん。母父エンドスウィープが良い方向に向けば。
14.ディアドラ
すごくマイナスにはならなさそう。
15.ヴゼットジョリー
問題なさそうだけど、そもそも力が足りないかな。
16.ファンディーナ
馬格はあるんだから、がんばれ。
17.ポールヴァンドル
この馬も馬場どうこうの前に距離がなぁ…内枠だったら。
18.カリビアンゴールド
GⅠで勝春を乗せる心意気だけでもう何もいらない
このように全頭完全徹底重馬場適性予想をしていたら文字数が1000を超えていた。ではみなさん、当てて良い思い出作りましょ!じゃあね〜
府中牝馬ステークス
上げ忘れた!そして一番低めきた!
【秋華賞】ハービンジャーに働いている大きな力
秋華賞の出走馬が決まりました。
穴で気になっている馬は今の所いません。
気になるのはやはり人気サイド。
モズカッチャンがデムーロになったのは前走からだし周知の事実ですが、ディアドラにルメールだったんですねー。しかもディアドラもハービンジャー産駒。モズカッチャンと同じ。
春のクラシックは皐月賞でデムーロ騎乗のペルシアンナイト、オークスで和田さん騎乗のモズカッチャンがそれぞれ2着、社台としてもそろそろGⅠ獲ってほしい頃合いでしょう。
そこで満を辞してデムルメ乗っけてってわけだ。レースの格的にもなんちゃってクラシックのこのレースで初GⅠぐらいがちょうどいいんじゃないのかな。
ひとまず明日の枠順確定が楽しみ。
それでは、おやすみなさい!
デムルメの買い時を間違わなければ、収支なんて一瞬でプラスになる(1)
ミルコ・デムーロとクリストフ・ルメール
現代日本競馬で彼らの存在を軽視するというのは愚かな行為と言わざるをえない。
彼らの買い時、そして消し時はあるのだろうか。このシリーズでは追求していく(続けば)。
Targetの1ヶ月お試し中である筆者が、色々調べたことを挙げていく。
調べた結果、第1回の今回から驚愕の事実(注:当方比)を知らされることになった。
デムルメ以前、デムルメ以後。
もはや彼らを消して馬券を購入することは大博打になるといっても過言ではない。
かつては短期免許で来日し活躍していた彼らは、2015年にJRA通年免許を取得した。外国人初となる出来事だった。
そしてそれが騎手の勢力図をガラッと変えてしまう出来事であったということは論をまたない。移籍初年の2015年こそデムーロが3位、ルメールが4位で戸崎圭太(1位)と福永祐一(2位)にトップ2を譲るものの翌2016年はルメールが最終盤まで戸崎とリーディングを争い、戸崎に1勝及ばず2位となった(デムーロは4位)。
そして今年(2017/10/08現在)も現時点でデムーロ2位、ルメールが3位におり、2人とも勝率は2割、複勝率は5割を超えている。リーディングの戸崎の勝率は.195、複勝率は.438であることを踏まえると彼らの数字の優秀さがうかがい知れるだろう。
デムルメ以前(~2014年)とデムルメ以後(2015年~)では馬券の買い方も変わってくるというのが私の考えである。
今週末は府中牝馬ステークスが開催される。奇しくもこのレースは2年連続で彼らのワンツーフィニッシュとなっている。
2015年はノボリディアーナ(ルメール)が1着、スマートレイアー(デムーロ)が2着
2016年はクイーンズリング(デムーロ)1着、マジックタイム(ルメール)2着という結果である。
馬連ベタ買いのデータからみえた驚愕(!?)の事実
そこで、彼らの馬連をベタ買いした場合の成績を調べた。
(対象レースはOP以上、期間は2003年から2017年の10月9日開催分まで)
◆集計結果
該当レース数 : 189 レース
的中レース数 : 10 レース
レース的中率 : 5.3 %
総買い目数 : 189 点
的中目数 : 10 点
目的中率 : 5.3 %
平均買い目数 : 1.0 点
回収率 : 189.4 %
最高獲得配当 : 13710 円
最低獲得配当 : 220 円
平均獲得配当 : 3580 円
ルメール成績
着度数 : 31- 25- 18- 115/ 189
勝率 [ 16.4% ] / 連対率 [ 29.6% ] / 3着内 [ 39.2% ]
デムーロ成績
着度数 : 36- 22- 26- 105/ 189
勝率 [ 19.0% ] / 連対率 [ 30.7% ] / 3着内 [ 44.4% ]
いかがでしょうか。回収率100%超えどころか200%近いとは・・・
これには驚きました。
が、的中率は5%と少し辛抱が必要な数字ですね。
それに的中オッズは古いものから4.6倍、137.1倍、12.6倍、3.5倍、2.2倍、8.0倍、 6.8倍、6.9倍、110.4倍、65.9倍とかなり偏りがあるのがわかります。
これらの、彼らがワンツーフィニッシュしたレースに短期免許時代のものは1つもありません。すべて2015年以降のものです。
そこで彼らが通年免許を取得した2015年以降に絞ると当然のごとく見かけの上の数字はもっと良くなり、回収率は259.4%にもなりました。
まとめ
ルメデムが来た当初か、昨年辺りからずっと買ってる人は勝ち組ですね。
さすがにこの2人ワンツーフィニッシュで万馬券を期待するのは今後2~3年は難しいと思ってます。
だから回収率はどんどん収束していくと思うし、ベタ買いでは厳しいというのが考えです。
これを踏まえて、次回以降は買い時消し時についてもっとフォーカスしていきます。