戸崎圭太さんに対する考えを改めた
リーディング2位ぐらいの戸崎圭太さん。3年連続リーディングぐらいの戸崎圭太さん。すごいね。それは認めざるを得ない。
ですが、あなたも戸崎圭太さんに過剰な期待を抱いていませんか?例えば、重賞で本命にするとか。
戸崎圭太さんがよく言われてるのが、GⅠで乗り馬いなくてローカルで乗ってたら空き巣、リーディングなら勝負しに来い、GⅠやってる競馬場で乗れといった言説。
それもごもっとも。しかし「GⅠも未勝利も同じ一勝」と公言されている戸崎圭太さんには届かないだろう。
では、自分の認識を改めるしかない。
こないだ「戸崎は中舘化した」という論を見かけた。これには膝を打った。
戸崎圭太さんは、中舘の強化版なのだ(ジェンティルドンナの頃は違ったと思う、とフォローも入れておく)。
中舘、とは中舘英二(現調教師)のことである。念のため説明しておくと、年間100勝以上達成が5回、通算1800勝以上の名騎手なのだ。しかし、勝利数に対する重賞やGⅠ勝利の割合が少なく、そこを批判されることもあった騎手だ。
大舞台を諦めてどのようにモチベーション保つのか、との問いに対しては、「確かにGIと未勝利戦での喜びの大きさは違うのかも知れないけど、どんなレースでもひとつ勝つと凄く嬉しいんです。乗り役は、1着でゴールを過ぎてから馬を止めるまでの間に、なんともいえない充実感にひたることができるんです」と語っている[8]。
同じような名言を数行上でも見かけたと思う(アレッ、戸崎圭太さんよりマシだな)。
それを思えば、こないだリーディングのライバルルメールと東京で相対して6勝されても(中舘化してしまった戸崎圭太さんなら)仕方ないかとなる。菊花賞もよく乗りに来たね!えらいね〜!!秋天は藤原厩舎か、さすが名門ともコネある中舘さん、もう無事に回ってくるだけでオッケーだよ!!!
と、考えられるようになった。
そして、オークスで戸崎圭太さん騎乗の馬(名前は忘れた、逃げたのでスローなら残るんじゃね?と淡い期待を抱いたが6着ぐらい)を本命にしてしまった自分を恥じた。