冷静にネオリアリズム(含む秋トライアル使わなかった休み明けの馬)について考えてみた
最近GⅠをトライアルのように使う奴らがいるんですよ~
なぁ~にぃ~(google日本語入力で出てきた!)以下略
1日経って、TLでは秋天は上がり早い馬有利(そういえばそうだった)とか流れてきてネオリアリズムの厳しさが際立ってきた。netkeiba上ではヤマカツエースより下の11番人気だけどそれも納得できるような。
考え直せばネオリアリズムは休み明けだ。しかも出走間隔は出走メンバー中で最長の34週。
そこで、休み明けで秋天に臨んだ馬の成績を調べた(過去20年)。
条件は春競馬総決算の宝塚記念以降レースに出ていない馬とした。17週以上出走間隔が空いた馬。
まずは昨年。全頭見ます。
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馬名S 性齢 斤量 頭 人 着
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リアルスティール 牡4 58 15 7 2
エイシンヒカリ 牡5 58 15 2 12
カムフィー 牡7 58 15 15 13
サトノクラウン 牡4 58 15 8 14
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リアルスティールが休み明けでだいぶ人気を落としましたが2着に来たレースでしたね。
過去20年の全成績
1着- 2着- 3着- 4着- 5着- 着外/ 合計( 勝率/連対率/複勝率) 単回収値/複回収値
全成績 3- 6- 4- 4- 1- 42/ 60( 5.0%/ 15.0%/ 21.7%) 13円 / 52円
芝 3- 6- 4- 4- 1- 42/ 60( 5.0%/ 15.0%/ 21.7%) 13円 / 52円
牝 馬 1- 3- 0- 1- 0- 3/ 8( 12.5%/ 50.0%/ 50.0%) 27円 / 66円
1人気 3- 1- 0- 1- 0- 0/ 5( 60.0%/ 80.0%/ 80.0%) 156円 / 102円
マル外 1- 0- 1- 1- 0- 1/ 4( 25.0%/ 25.0%/ 50.0%) 67円 / 67円
全体的にはやはり振るわないですね。
ここで注目したいのは1番人気。サンプルは5頭ですが、全て4着以上をキープ。
13年ジェンティルドンナ2着
11年ブエナビスタ4着
10年ブエナビスタ1着
07年メイショウサムソン1着
03年シンボリクリスエス1着
以上のラインナップです。いずれも前走は宝塚記念です。
キタサンにダメージが残っていなければ、宝塚の雪辱を果たす可能性は十分にありそうだ。
では残りの2~5着に来た馬を全頭列記します。
前走が宝塚記念以外の場合は明記。
14年ジェンティルドンナ2人 2着
12年ルーラーシップ 2人 3着
11年トゥザグローリー 10人 5着
09年スクリーンヒーロー 7人 2着
04年ツルマルボーイ 3人 4着
03年ツルマルボーイ 5人 2着
01年メイショウドトウ 2人 3着
1番人気以外で掲示板外に負けた休み明けの有力馬たち(主観で選定)
前走が宝塚記念以外の場合は明記。
16年エイシンヒカリ 2人12着 POW
14年エピファネイア 4人 6着 QE2世
11年エイシンフラッシュ 3人 6着
07年アドマイヤムーン 2人 6着
05年ハーツクライ 2人 6着
以上。さすがに秋天の上位人気馬や好走馬となると、G1馬や素質馬が多い。掲示板外すにしても6着多いし。
そしてネオリアリズムの取捨はこれだけでは判断できそうもない。