馬券の買い方研究室

ベストな馬券の買い方は、レースによって異なります。プラスになる馬券の買い方を研究していきます。

菊花賞データ(1番人気のオッズが高い時の着順・回収率、関東のあの厩舎の関西成績)

混戦すぎる。難解すぎる。

前日オッズ発表の時点で、1番人気のミッキースワローが4.8倍。

ただでさえ苦戦している関東馬だし、混戦だしで非常に買い目が難しい。

下記は菊花賞1番人気の単勝オッズ別成績です。

 

単勝オッズ 着別度数 勝率 連対率 複勝 単回値 複回値
1.0~ 1.4 3- 0- 0- 0/ 3 100.0% 100.0% 100.0% 126 106
1.5~ 1.9 2- 2- 0- 1/ 5 40.0% 80.0% 80.0% 66 88
2.0~ 2.9 3- 1- 2- 9/15 20.0% 26.7% 40.0% 48 50
3.0~ 3.9 2- 1- 3- 1/ 7 28.6% 42.9% 85.7% 107 141
4.0~ 4.9 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0

集計期間:1986.11. 9 ~ 2016.10.23

最終で1番人気が4倍を超えたのは95年ダンスパートナーのみ。

しかもダンパは牝馬。今年の皐月のファンディーナとその点では同じ。

3.0~3.9倍になると4着以下に沈んだのは1頭のみのようだ。

全頭あげていきます。

2015年リアファル     3着  3.1倍

2009年リーチザクラウン  5着  3.8倍

2008年オウケンブルースリ 1着  3.7倍 

2007年ロックドゥカンブ  3着  3.5倍

1991年イブキマイカグラ  2着  3.9倍

1989年バンブービギン   1着  3.8倍

1986年ラグビーボール   3着  3.8倍

ミッキースワローと同じような関東馬の人気馬ロックドゥカンブもなんだかんだ3着には来ているから来るのかな…

ところで、ミッキースワローが所属する菊澤厩舎(今年で開業7年目)の関西成績がひどいというデータがある。そこで、比較の意味でロックドゥカンブの頃の堀厩舎(2007年時点では開業5年目)の関西成績と比較した。

まずは堀厩舎。2007年の菊花賞前日から開業時までのデータです。

  1着- 2着- 3着- 4着- 5着- 着外/ 合計( 勝率/連対率/複勝率) 単回収値/複回収値
全成績  8- 2- 13- 6- 3- 35/ 67( 11.9%/ 14.9%/ 34.3%) 66円 / 88円
 芝   5- 1- 6- 3- 3- 20/ 38( 13.2%/ 15.8%/ 31.6%) 83円 / 67円
ダート  3- 1- 7- 3- 0- 15/ 29( 10.3%/ 13.8%/ 37.9%) 44円 / 116円
特 別  3- 0- 5- 2- 3- 15/ 28( 10.7%/ 10.7%/ 28.6%) 100円 / 65円
牝 馬  5- 1- 5- 1- 1- 14/ 27( 18.5%/ 22.2%/ 40.7%) 117円 / 84円
1人気  4- 0- 3- 2- 0- 2/ 11( 36.4%/ 36.4%/ 63.6%) 80円 / 87円
マル外  4- 0- 2- 2- 1- 8/ 17( 23.5%/ 23.5%/ 35.3%) 107円 / 62円

さすが堀さん、普通に優秀な件。

8勝しているし、複勝率も悪くない。すでに阪神牝馬ステークスのジョリーダンスで重賞勝ちもしている。1番人気時の回収率も信頼に値する数字といえるだろう。

では、菊澤厩舎を見ます。

  1着- 2着- 3着- 4着- 5着- 着外/ 合計( 勝率/連対率/複勝率) 単回収値/複回収値
全成績  1- 0- 3- 2- 6- 40/ 52( 1.9%/ 1.9%/ 7.7%) 79円 / 79円
 芝   0- 0- 2- 1- 3- 21/ 27( 0.0%/ 0.0%/ 7.4%) 0円 / 37円
ダート  0- 0- 1- 0- 0- 17/ 18( 0.0%/ 0.0%/ 5.6%) 0円 / 102円
特 別  1- 0- 2- 1- 4- 20/ 28( 3.6%/ 3.6%/ 10.7%) 146円 / 81円
牝 馬  0- 0- 2- 1- 2- 22/ 27( 0.0%/ 0.0%/ 7.4%) 0円 / 37円
1人気  0- 0- 0- 0- 0- 3/ 3( 0.0%/ 0.0%/ 0.0%) 0円 / 0円
マル外  0- 0- 0- 1- 0- 0/ 1( 0.0%/ 0.0%/ 0.0%) 0円 / 0円

なんというか、堀厩舎ってやっぱりすごいんだろうなと。

特別戦の回収率がいいのは1勝の分ですが、2011年阪神スプリングジャンプで勝ったオープンガーデンの4,110円(複1,250円)が多大に貢献していますから。

あとお気づきの方もいらっしゃるでしょうが、2011年(開業初年度)なのでオープンガーデンは郷原洋行師引退に伴う転厩で手にした、GⅠ2着もある実力馬であることを記しておく。

ミッキースワローが同じ関東所属の大先輩、マンハッタンカフェ級なら馬券圏内は来れそうなんですが。私にはポテンシャルをはかりきれません。

では最後にマンカフェの小島太厩舎の関西成績を見て終わります。

検索条件はマンカフェの2001年菊花賞前日から開業時まで。2001年は開業5年目です。

   1着- 2着- 3着- 4着- 5着- 着外/ 合計( 勝率/連対率/複勝率) 単回収値/複回収値
全成績  1- 1- 2- 2- 2- 16/ 24( 4.2%/ 8.3%/ 16.7%) 120円 / 39円
 芝   1- 1- 1- 2- 2- 16/ 23( 4.3%/ 8.7%/ 13.0%) 126円 / 33円
ダート  0- 0- 1- 0- 0- 0/ 1( 0.0%/ 0.0%/100.0%) 0円 / 180円
特 別  1- 1- 1- 2- 1- 13/ 19( 5.3%/ 10.5%/ 15.8%) 152円 / 40円
牝 馬  1- 0- 1- 1- 1- 4/ 8( 12.5%/ 12.5%/ 25.0%) 362円 / 80円
1人気  0- 1- 0- 0- 0- 1/ 2( 0.0%/ 50.0%/ 50.0%) 0円 / 60円
マル外  0- 0- 1- 1- 0- 3/ 5( 0.0%/ 0.0%/ 20.0%) 0円 / 38円

 

菊澤厩舎よりいいですが、大して変わりませんね。しかし、マンカフェは勝ちました。

 

結論:マンカフェ級なら勝ちまである

 

頑張れ菊澤厩舎!ノリ!ミッキースワロー!そして野田みづき!!!!!